犬のしつけコラム第3回 レッスンは「まだやりたい!」で止めるのが正解
「愛犬がやる気満々だから、もっと続けちゃおう!」
実はこれ、トレーニングにおける大きな落とし穴かもしれません。
💥ジャパネット生放送中に起きた「悲劇」
ここで、私が毎日視聴している「ジャパネットたかた」でのある伝説のエピソードをご紹介しましょう。
24時間生放送という過酷なチャレンジ中、まさに「エースオブエース」と呼ぶべき超ベテランMCをある悲劇(エラー💥)が襲いました。
番組も後半、放送開始から18時間ほど経過した頃でしょうか。
極限の疲労の中、グルメ定期便のラインナップの一つである「最高級のカニ🦀」を、彼は大喜びでテンション高く、そして自信満々に!「明太子!!」と紹介してしまったのです。
(視聴していた私は、それはもう画面の前で大爆笑でしたが!🤣)
ジャパネットは九州佐世保を本拠地とする会社。大画面の一部に映し出されたピンクがかった食べ物を見て、疲労がピークに達したMCの脳内には、長年慣れ親しんだ「明太子」という強固な記憶が、「カニ」よりも先に、そして鮮烈に呼び起こされてしまったのでしょう。
💥疲労が「古い記憶」を呼び起こす
なぜ、超一流のプロがそんなミスを?
実はこれ、犬のトレーニングにも深く関係する現象です。
人間も犬も、疲労がたまると新しく学習して習得した「行動」よりも、昔から体に染み付いている何度も学習された「強固な行動」が優先的に出てしまう性質があります。
犬で例えるなら:
「吠える」という長年の習慣を、「座る」という新しい行動で上書きしている最中だとします。
レッスンが長引いて疲れてくると、犬の脳は新しい「座る」を維持できなくなりとっさに、より長く学習されてきた「吠える」という行動を引っ張り出してしまうのです。
これでは、せっかくの「上書き保存」が台無しになってしまいますよね。
🤝最高のタイミングで「次回の予約」を!
レッスンのやめどきは、「犬がやる気満々で、まだやりたい!」と目を輝かせている瞬間です。
「うまくいっているから、もっと!」と欲張ると、脳が疲れてエラーが出始めます。
そうなると犬にとっては「ご褒美がもらえない」という状況になり、教える側の私たちもついフラストレーションが溜まってしまいます。これではお互いに「いいことなし」です。
「楽しかった!またやりたい!」という最高の余韻を残したまま、続きは午後、あるいは明日のセッションへ。
この「心の余韻」こそが、次回の学習効率を最大化させる最高のスパイスなのです!
とはいえ、愛犬の「脳の限界」のリアルタイムでの見極めは、実は私たちプロでも100%できるわけではありません。あー明太子って言わせちゃった!簡単なステップでカニ🦀!と正解に辿り着いてもらってスッキリして即終わりにしよう、となることだってあります。
「まだ楽しそうに見えるけど、そろそろ明太子(エラー💥)が出る頃かな?」
「今の集中力なら、あともう一回だけ上書き保存できるかな?」
その見極めが難しいのは、あなたが愛犬をそれだけ熱心に導こうとしている証拠。だから、今分からなくても気にすることはありません、大丈夫です!
💡 脳に「楽しい!」を刻む快感を
脳に「楽しい!」の余韻を残してレッスンを終える快感を、ぜひ私と一緒に体感してみませんか?
「うちの子の明太子サイン、一緒に見つけて!」と思ったら、いつでも三鷹の空の下、バイクで駆けつけます!