犬のしつけコラム第3回 レッスンは「まだやりたい!」で終わろう

Prism Dog School

2026/03/30 12:00

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🕵️‍♂️ 第3回:【3行で解説!】カニが明太子になる前に!🦀
1. 「やる気満々だから、もっと!」でも、長く続ければ続けるほどうまくいくとは限りません。

2. 犬のトレーニングでは、回数や時間を増やすことが、そのまま課題の習得につながるとは限らないという研究報告もあります。

3. 「もう嫌だ」まで続けるより、「まだやりたい!」くらいで終えることを大切にしています。

「愛犬がやる気満々だから、もっと続けちゃおう!」
実はこれ、トレーニングにおける大きな落とし穴かもしれません。

💥ジャパネット生放送中に起きた「悲劇」

ここで、私が毎日視聴している「ジャパネットたかた」でのある伝説のエピソードをご紹介しましょう。

24時間生放送という過酷なチャレンジ中、まさに「エースオブエース」と呼ぶべき超ベテランMCをある悲劇が襲いました。

番組も後半、放送開始から18時間ほど経過した頃でしょうか。

極限の疲労の中、グルメ定期便のラインナップの一つである「最高級のカニ🦀」を、彼は大喜びでテンション高く、そして自信満々に!「明太子!!」と紹介してしまったのです。
(視聴していた私は、それはもう画面の前で大爆笑でしたが!🤣)

ジャパネットは九州・佐世保を本拠地とする会社。九州といえば明太子にも馴染みの深い土地。画面にはピンクがかった食べ物。しかも長時間の生放送も後半戦。

もしかすると、そんな条件が重なって「カニ」より先に「明太子」が飛び出したのかもしれません。あくまでもテレビの前で大笑いしていた私の考察です(笑)。

🧠長くやれば、たくさん覚える?

うまくできていた犬が、セッションの後半になるとミスをする。

そんなとき、「分かっているはずなのに!」「さっきできたのに!」と、さらに繰り返したくなることがあります。

ここで先ほどの「カニが明太子になった」話を思い出してみてください。

あの出来事の原因を、犬の学習と同じように説明することはできません。

それでも、「長く続ければ続けるほど、うまくいくとは限らない」という視点は、犬のトレーニングでも考えておきたいポイントです。

実際に、犬のトレーニング頻度やセッション数を比較した研究では、連続して複数回トレーニングを行った犬よりも、1回ずつ行った犬の方が課題の習得が早かったという報告もあります。

たくさんやれば、その分だけたくさん覚える。
どうやら、そんな単純な話ではなさそうです。

🤝 「明太子」が出たら、どうする?

もちろん、犬がいつ疲れるのか、集中力がどこまで続くのかを、毎回ぴったり見極められるわけではありません。

私だって、
「あー!明太子って言わせちゃった!」
となることはあります(笑)。

そんなときは、「できるまで続ける!」ではなく、一度難易度を下げる。

簡単なステップで、
「そうそう、カニ🦀!それ!」
と成功できるところまで戻って、今日はおしまい。

私は、犬が「もう嫌だ」となるまで続けるより、「まだやりたい!」と思えるくらいで終えることを大切にしています。

「今日も楽しかった!!次は何する?」

そんなふうに、次のトレーニングも犬が楽しみにしてくれる。
私は、そんなレッスンを常日頃から目指しています。

【参考文献】

Demant H, Ladewig J, Balsby TJS, Dabelsteen T. The effect of frequency and duration of training sessions on acquisition and long-term memory in dogs. Applied Animal Behaviour Science. 2011;133(3–4):228–234.

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