犬のしつけコラム 第2回 日本ペット栄養学会認定「ペット栄養管理士」について
健やかな体は、一生の宝物。科学の力と「愛犬への想い」で食を支える。
「この子が、一日でも長く健やかに過ごせるように」。
その願いを支える根幹は、毎日の食事です。Prism Dog Schoolでは、トレーニングと同じくらい「栄養」を大切に考えています。
私は学生時代に「コンパニオンアニマル栄養学」という講義に出会い、栄養学は化学だ!とその魅力にすっかりハマってしまいました。
そんな時、学術組織であるペット栄養学会が認定するペット栄養管理士という資格があることを知り受験、無事認定資格に合格しました。
しかし、資格を取ったからといって、最初からフードやトリーツについて饒舌に語れたかというとそうではありません。私の「食」への情熱を決定づけたのは、学生時代に迎えた一頭の愛犬、柴系雑種の「ゆず」の存在でした。
ゆずは、柴犬特有の深刻なアレルギーを抱えていました。毎日お薬を飲まなければ、体中を掻きむしり、毛が抜け落ちてしまうほど……。
「お薬以外に、私にできることはないのか」
必死な思いで私が辿り着いたのが、徹底した食事の改善でした。
スーパー、ペットショップ、ホームセンター。あらゆるお店を回り、棚にあるすべてのフードやおやつの裏側をくまなくチェックしました。
「何が入っているのか」
「この成分はゆずにどう影響するか」
何がゆずに合って何が合わないのか、何は避けるべきなのか。試行錯誤を繰り返しました。アレルギーが完璧に改善されることはありませんでしたが、質の良いフードやトリーツを与え続けることで被毛がふわふわになり、痒みが減っていった時には嬉しさが込み上げてきました。
この経験が、私の原点です。
「ペット栄養管理士」という肩書きの裏側には、愛犬ゆずのためにというありきたりな(でもきっと一番大切な)一人の飼い主の願いと愛情があります。
現在、私がフードやトリーツにこだわり、成分表を徹底的に読み込むのは、目の前のワンちゃんにもゆずと同じように、健やかな毎日を過ごしてほしいと願っているからです。
にっこり笑う、大切なゆず
ゆずは14歳で病気のため、虹の向こうに旅立ちました。
ゆずは「永遠の食の師匠」です!
■ Prism Dog Schoolが提案する「食」
「トレーニングにはどんなオヤツが適しているの?」「ドッグフードに違いはあるの?」
「良いものをあげたいけれど、どれがどれかわからない……」
そんな悩みや思いを持つ飼い主様へ。私は、専門家としての科学的根拠と、一人の飼い主としての深い共感を持って、その子に最適な「食」を提案いたします。
おいしく食べて、元気に学ぼう。
ゆずが教えてくれたこの喜びを、たくさんのワンちゃんと飼い主様にお届けします。
【ペット栄養管理士について】
資格の詳細や認定基準については、日本ペット栄養学会の公式サイトにてご確認いただけます。