犬のしつけコラム第7回【後編】ご褒美は「おやつ」だけだと思っていませんか? ――愛犬の「やりたい!」を絆に変える交渉術

Prism Dog School

2026/06/08 12:00

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🕵️‍♂️ 第7回(後編):【3行で解説!】「猫スポット」は最高のギャラになる!🐱✨
1. ご褒美は「モノ」ではなく「許可」。大好きな行動を報酬に変える魔法。
2. 「おやつで釣る(買収)」から卒業し、対等な「交渉」へアップデート!
3. 愛犬の『やりたい!』を知れば、世界は宝石のような報酬で溢れ出す。

本日は後編です。前編未読の方はこちら
さて、お待ちかねの具体例です☺️

🐣 ひなきの「猫スポット」交渉術

我が家の末っ子、やんちゃ盛りの雑種犬・ひなきを例にお話ししましょう。
彼女は特定の場所にある「猫スポット」を覗き込むのが、何よりも大好きです。

お散歩の道中、信号待ち。以前の彼女なら、猫の気配を感じて飛び出そうとしていたかもしれません。しかし今の彼女は横断歩道の前でしっかりとお座りをして、時々アイコンタクトをしながら待つことができます✨

信号が青になり、「よし!」と解除の合図を出した瞬間。彼女が向かうのは、私のトリーツポーチの中でも一番美味しいおやつK9ナチュラルのお肉!!……ではなく、お目当ての「猫スポット」です!私は彼女に「いい子で待てたら、大好きな猫チェックをしてもいいよ」という許可をご褒美として差し出しています。

【捜査資料🔍:ひなきの「猫スポット」交渉成立の瞬間】

見てください、この真剣に見つめる背中を(笑)
おやつ以上に彼女を突き動かす「ワクワク」が、この背中には詰まっています。

これを行動分析学では「プレマックの原理」と呼びますが、私はあえて「対等な交渉」と呼んでいます!
「あなたの『やりたい』を私は知っているよ。だから、私の『お願い』も聞いてくれるかな?」
この合意形成こそが、おやつという「モノ」を超えた、確かな絆を作っていくのです。

📄 「おやつがないと言うことを聞かない」の処方箋

「おやつで釣っている」状態から抜け出せない理由は、おやつを「行動の前に見せてしまっている」ことにあります。それは対話ではなく、ただの「買収」です。

ご褒美は、本来「行動のあとに、空から降ってくるサプライズ😳!!」であるべきです。

おやつが手元にない時でも、あなたの「笑顔」や「一緒に走ること」そしてひなきのような「猫スポットの許可」といった最高のご褒美(環境報酬)がポケットにたくさん入っていれば、犬は「次は何が起きるのかな?」と、常にあなたに期待の眼差しを向けるようになります。

トレーニングは、犬を制御するための手段ではありません。
愛犬が今何を望み、何を愛しているのか。それを知るための最高に知的なコミュニケーションです。
今日のお散歩、ポケットに「おやつ」以外のワクワクを、こっそり忍ばせて出かけてみませんか?

「うちの子が何を一番喜ぶのか、いまいち自信がない……」という方もいらっしゃるかもしれません。まさにここは性別や年齢、犬種を超えその子が辿ってきた背景や今の気分……その子だけの多様な正解がある超難関ポイントの一つです!

「猫スポット」かもしれませんし、特定の匂いがする草むら、あるいは飼い主さんと全力で走る5メートルかもしれません。アクティブな行動だけではありません。その場所で座ってのんびりすることが「今一番やりたいこと」な可愛いのんびりさんだっています!こう考えると愛犬にとっての「お宝(報酬)」は、実は私たちのすぐ足元に宝石💎✨のように散らばっている、と思えてきませんか?

普段の何気ない仕草からその子の「好き!」を一緒に掘り起こし、絆という名の交渉術を磨き上げる。
おやつという「モノ」のやり取りを超えて、心と心で「交渉」が成立した瞬間のあの震えるような喜びをぜひあなたにも味わってほしいのです。

あなたの愛犬だけの「ワクワクの正体」、私と一緒に三鷹(とその周辺!)の街で見つけに行きましょう🤝!

💡 ポケットに「ワクワク」を忍ばせて

「うちの子の宝石、どこにあるんだろう?」と立ち止まってしまった方。
そのワクワクの正体を、私と一緒に捜査してみませんか?
愛犬と笑い合える穏やかな日常へ、ご案内します!

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