犬のしつけコラム第11回【前編】それって可愛い!!😍……ですか? ── 散歩の座り込みを「NO」から考える

Prism Dog School

2026/08/24 12:00

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🕵️‍♂️ 第11回前編:【3行で解説!】その「イヤイヤ」、可愛いだけ?
1. 散歩中の座り込みは、ただの「困った姿」ではなく、犬からの意思表示かもしれません。
2. 「そこにいたい」「怖い」「学習している」「身体がつらい」など、同じ座り込みでも背景はさまざまです。
3. その「NO」を受け取って、お互いの希望の折り合いを探す。私はそれを犬との「交渉」と呼んでいます。

お散歩中、犬が「いやー!😖」と座り込み、飼い主さんにリードを引かれて、首輪のところで首まわりのお肉がむちっと寄る。そんな姿を「イヤイヤわんこ、可愛い!」と描いたイラストやフィギュアを見かけることがあります。

私は、あれを見るたびに強い危機感を覚えます。

見た目として「可愛い」と感じることはあるかもしれません。
でも、その姿を「可愛い」で片付けてしまうと、犬が出しているかもしれない「NO」を見落とします。だってその瞬間の犬は、何かを伝えているのかもしれないのだから。

「そっちは嫌」なのかもしれない
「もう少しここにいたい」なのかもしれない
あるいは「あっちへ行きたい」

そう考えると、私はどうしても「可愛い」で終わることができません。終わらせてはいけないと思っています。

犬が立ち止まったとき、私はそれを「言うことを聞かない」で終わらせず、ひとつの意思表示として受け取っています。

「じゃあ、今日はどうしようか。」

そんなふうにお互いの希望の折り合いを探すやり取りを、私は犬との「交渉」だと考えています。

「困った子」で終わらせるのではなく、その行動の背景にある「なぜ?」まで探りたい。

🤔 なぜ、彼らは「石」になってしまうのか?

解決策を考える前に、まず「なぜ動かないのか」を見る必要があります。
同じ座り込みに見えても、背景はひとつではありません。

① そこにいたい/別の方向へ行きたい
「もう少し匂いを嗅ぎたい」「あっちへ行きたい」など、その場所や方向に強い興味がある場合。ひなきはこのパターンが多めです(笑)。
② 進みたくない理由がある
工事の音、人や犬、苦手な場所など、進行方向に不安や恐怖を感じている場合。
③ 止まることで何かが起きることを学習している
座り込むと飼い主が声をかける、おやつが出る、進行方向が変わる。そんな経験が積み重なっている場合もあります。
④ 身体的な不調
そして、これは最優先で確認したいところです。
関節の痛み、肉球の違和感、暑さや疲労など、歩きたくない理由が身体側にあることもあります。今までになかった座り込みが増えた、歩き方がいつもと違うなど、気になる変化がある場合は、トレーニングより先に獣医師へ。

同じ「石」でも、理由が違えば対応も変わります。

では、実際に立ち止まってしまったとき、私はどうしているのか。後編では、ひなきとの散歩で使っている方法も含めて紹介します!

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