犬のしつけコラム第11回【後編】「じゃあ、今日はどうしようか。」── 散歩の座り込みから始める犬との「交渉」
今回は実践編!
📃 PrismDog流:犬と「交渉」する4つの方法
① ハイタッチ・ロケット作戦
手を挙げて「いぇーい!」とハイタッチを誘い、その勢いのまま走り出す方法。特定の動きにテンションが上がる子におすすめです!遊びをきっかけに、別の行動へ誘ってみます。
やんちゃっこなひなきはこの作戦が抜群に効きます!小さいころから「ハイタッチ=テンションアゲアゲ」を教えているので、あっちに行きたい!と思っていてもついついハイタッチに反応してしまいます。テンション上がったついでに、私の歩きたい方向に誘ってみると、そのままルンルンでついてくることも。もちろん、それでも「そっちは行かない!」なら交渉続行です(笑)
やんちゃっこなひなきはこの作戦が抜群に効きます!小さいころから「ハイタッチ=テンションアゲアゲ」を教えているので、あっちに行きたい!と思っていてもついついハイタッチに反応してしまいます。テンション上がったついでに、私の歩きたい方向に誘ってみると、そのままルンルンでついてくることも。もちろん、それでも「そっちは行かない!」なら交渉続行です(笑)
② 手にタッチ・ナビ作戦
鼻先で飼い主の手をつん!とつついたら、報酬(おやつ)が出る。この『つん!』を数歩先で繰り返すことで、気づいたら楽しく歩いていた……という誘導方法です。派手なアクションが苦手な方でも、実践しやすい方法です。
ひなきが①で歩き出さない時の最終兵器(?)ハンドターゲットのあとにおやつが出ることを知っているので、「それなら行く!」と方向を変えてくれます。
ひなきが①で歩き出さない時の最終兵器(?)ハンドターゲットのあとにおやつが出ることを知っているので、「それなら行く!」と方向を変えてくれます。
③ 環境スキャン作戦
犬が見ている方向を一緒に数秒眺め、「あ、何かいたね。確認OK!じゃあ行こうか」と声をかけて再出発。ときには犬と同じ高さまで目線を下げてみると、「こんなものが見えてたの!?」と、犬が気にしているものを発見できることもあります!
④ たまにはいいじゃん、とことん付き合う「チル」作戦
時間に余裕があるなら、いっそ隣に座って日向ぼっこ。その日は犬の「やりたいこと」に付き合ってみます。そして、しばらく付き合ったあと、犬が自ら一歩を踏み出したら「よし、行こう!」と合流してください。こちらが犬の「やりたい」に付き合う日があってもいい。そんなやり取りも、私にとっては犬との「交渉」です。
🍪「おやつ」も、もちろん使います
おやつを見せて一歩だけ動かし、食べたらまた座る。そんなこともあります。
でも、それは犬が「食い逃げ」したわけではありません。こちらが期待していたところまで、犬が同意していたとは限らないからです。
おやつは、ハンドターゲットの報酬にしたり、自分から歩き出した一歩を褒めたり、別の選択肢を提示するときにも使えます。大切なのは、「食べたんだから歩いて」ではなく、その子が今どこまでなら動けそうかを見ることです。
今回ご紹介した4つの方法は、あくまで「きっかけ」に過ぎません。大切なのは、目の前の犬を見ながら、「今はどの方法がよさそうかな?」と考える余白を持つことです。
「今、この子は不安なのかな? それとも、私と遊びたいのかな?」
目の前の「石」になった愛犬と、そんなふうに対話ができるようになると、お散歩はただの運動ではなく、楽しい「共同作業」に変わっていきます。